中屋万年筆 碧溜 ピッコロ 字幅細軟
日本橋三越の万年筆コーナーで、水色の中屋万年筆を見つけました。空のようなすかっとした色のボディで、青が好きな私は一瞬で心奪われました。「蒔絵と漆はまだ早い」と思って頑に目を背けていたのですが、いざ触らせてもらうとなんと言いますか、このもちもち感、手触り、色、全てが完璧でした。
「買おう(真顔)」ともうすでに思っていたので、店員さんとあーじゃねこーじゃねお話をしていると、今度中屋万年筆さんが直接販売にくるから、そのときにオーダーしてはどうかと勧められました。いくいくー!と張り切ってその場を後にしたのですが、いざ当日になってみると、予定がみっちりで結局行けず。これは運命の出会いではなかった、とがっくり肩を落としていたのですが、後日、中古屋さんで驚きの価格で発見したこの碧溜ちゃんに、私は真っ先に飛びつきました。
中屋万年筆といえば、オーダーがメインで、1人1人にあったペンを作ってくれることが特徴でありますが、いかんせん値段がアレです。水色ちゃんをお迎えしようとすると、ボロ雑巾になるまで働かなくてはならないわけですが、この碧溜ちゃんはペン先もグッド、水色ではないものの、下に青のような緑のような綺麗な色が塗られていて、使っていくごとに下の色が出てくるそうです。めっちゃ可愛い!!!!!たまらん!!ということで、即決でお迎えしたのでした。
これは運命の出会いだったなと今でも感じます。
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